医療保険は必要なのか?




医療保険の必要性は、元気で働ける間はほとんど感じることがないかもしれません。実際、20歳代から50歳代までのいわゆる現役世代の場合、たとえ大病をして入院したとしても、入院日数が1ヶ月を超える例は多くありません。政府方針としても、病院の経営方針としても、長期入院させない治療が主流となっています。入院療養の期間を短くし、療養が必要な患者もできる限り早く在宅療養に切り替えるという方針です。したがって、医療保険に加入する場合にも、1回の入院で給付金が支払われる最大日数(1入院限度日数)を、従来の平均的な60日や120日ではなく、最短の30日で十分とする考えもあります。日常的には公的医療保険である健康保険で対応でき、重篤な疾病で治療費・入院費がかさんだ場合には高額療養費支給を受けることができるため、若いうちほど、家族の生活保障のための生命保険には関心があっても、医療保険は軽視する傾向があるようです。

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(C) 2019 医療保険比較と正しい選び方|医療保険20社を比較!一番お得な医療保険は?